OSのインストール

Windows XPのセットアップ(1)

2005/07/17

はじめに

ここではWindows XPのインストール方法の解説をしています。ここではProfessional版で解説していますが、Home Editionでもインストール方法はほぼ同じです。
また、HDDをフォーマットしてインストールするのでHDDに元々OSやファイルなどのデータが入ってる場合はWindowsをインストールするパーティションの内容は全て削除されてしまうので注意しましょう。

ここで必要になるものはWindows XPのセットアップCD-ROMと付属のプロダクトキー(シリアルナンバー)になります。但しこのプロダクトキーはほかのPCと同時に使用することができないので、2台で使用したい場合はWindows XPを追加購入する必要があります。

■メーカーPCに付属しているリカバリーディスク

メーカー製PCに付属しているWindows XPのCD-ROM(リカバリーディスク)は、その付属していたPC以外にはインストールすることができないので、製品版を購入する必要があります。

■アップグレード版

Windows XPのアップグレード版については、アップグレード対象製品(Windows 98,ME,NT,2000など)を所持している場合は問題ありませんが、アップグレード版のみではインストールができないので注意しましょう。

■OEM版

OEM版というのは原点はメーカーPCに付属しているOSと同じですが、自作PCショップなどで販売されているOEM版のWindowsは製品版の通常のWindowsと同じように普通にインストールして使用することができ、価格も製品版より安くなっています。
但しOEM版は販売しているショップで指定されたパーツ(CPU・メモリ・HDD・FDDなど)と一緒に購入する必要があります。

■Service Pack(サービスパック)

サービスパックとはWindowsのアップデートやセキュリティ関連の追加機能をパッケージにしたもので、それぞれのWindowsに対応したサービスパックがマイクロソフトのサイトから無料でダウンロードしてインストールすることができます。
また最近販売されているWindowsの製品は既にサービスパックが適応されているものがほとんどで、自分でインストールする必要がなくなっています。

■セキュリティ

Windowsのウィルスは日々新しいものが発見されており、それに伴いWindowsのアップデートパッチも提供されています。
Windowsをインストールした初期状態ではアップデートパッチが適応されおらず、BlasterなどのウィルスはアップデートされていないWindowsをインターネットに接続して数十秒で感染すると言われています。この状態でインターネットに接続するのは非常に危険と言えるでしょう。
Windowsをインストールする際はインターネットに接続せず、通常のWindowsアップデートはインターネットに接続していないと適応できないので、サービスパックをインストールしてからWindowsアップデートを行うようにしましょう。

また、前述したようにWindowsの製品を購入したものが既にサービスパックが適応されていれば、この作業は必要なくなります。
万一のことを考えるとWindowsアップデートを行う直前までインターネットに接続しないのが最もよいでしょう。

■パフォーマンス

OSのインストールの一連の作業の順番によってPCのパフォーマンスに大きく影響します。
ここでは以下のインストールの手順で解説します。

1.Windows XPのクリーンインストール
2.サービスパックのインストール・アップデート
3.チップセットドライバ
4.DirectX
5.ビデオチップのドライバ
6.その他のドライバ

セットアップの起動

PCの電源を入れWindows XPのセットアップCD-ROMをCDドライブにセットします。
BIOSの画面が表示され、画像のように"Press any key to boot from CD..."と表示されるのでEnterキーを押します。(画面の表示はマザーボードのBIOSによって変わります。)
キーを押すのが遅いとHDDから起動しようとするので、リセットボタンを押して再度同じことをします。

■セットアップが起動しない場合
CD-ROMから起動せず、先にHDDから起動しようとしてしまう場合はBIOSのBootデバイスの順番を変更する必要があります。

BIOSの設定方法はこちらのページで解説しています。

CD-ROMからデータの読み込みが始まり、少しすると画像のように"Setup is inspecting your computer's hardware configuration..."と表示されます。

青い画面になり、ドライバーなどのファイルの読み込みが始まりしばらくすると"セットアップの開始"と表示されます。
Enterキーを押してセットアップを開始します。

■HDDが検出されない場合
S-ATA接続のHDDにWindowsをインストールする場合、S-ATAコントローラのドライバがWindowsのセットアップに組み込まれていないため、HDDを認識することができません。
画像のようにHDDが検出されない場合は、自分でドライバをロードさせる必要があります。

ドライバをロードさせる方法はこちらのページで解説しています。

Windowsのライセンス契約が表示されるので同意する場合はF8キーを押します。Windowsはライセンス契約に同意しないとインストールすることができません。

キーボードの種類の選択を求められるので、日本語キーボードなら半角/全角キーを押します。(ほとんど場合は日本語キーボードで問題ありません。)
設定の確認がされるので、正しければYキーを押します。

フォーマット

次にWindowsをインストールするHDDのパーティションの選択画面が表示されます。
ここでパーティションを分ける場合は未使用の領域を選択した状態でCキーを押します。
パーティションを分けずにHDDを全てOS用のパーティションに割り当てる場合はそのままEnterキーを押します。
また、既にパーティションが分けられていたり、OSを再インストールする場合はインストールしたいパーティションを選択した状態でEnterキーを押します。
このとき既にデータが入っているパーティションを削除したりそこにインストールしようとすると、そのパーティションのデータは全て削除されてしまうので注意してください。

■パーティションとは?
パーティションとはHDD内を分別した領域のことで、1台のHDDでいくつかに区切ってパーティションを作成でき、容量も自分で設定ができます。(例:160GBのHDDを60GBと100GBのパーティションに分ける)
1つのパーティションはWindows上からは1台のドライブとして認識されるので、1台のHDD上でパーティションを複数作成した場合はHDDが複数台接続されたように見えます。

パーティションを分別するメリットはシステム(OS)用とデータ用にわけておけば、OS再インストールをする際にシステム用のパーティションのみフォーマットするだけで済むので、データ用のパーティションのデータはそのまま残るのでバックアップの必要がなくなります。(システム用のパーティションのデータは削除されてしまうので、データ用のパーティションや別メディアにバックアップする必要があります。)

Cキーを押してパーティションを作成する場合はこのような画面が表示されるので、パーティションの容量を入力します。
パーティションの容量については1台のHDDでOS用とデータ用に分ける場合は、OS用の領域はアプリケーションをインストールすることも考えると40GB前後が丁度よいでしょう。

先ほど作成したパーティションがリストに表示されるので、そのパーティションを選択した状態でEnterキーを押します。
また、データ用の残りのパーティション(未使用の領域)は、Windowsをインストールしてからでもパーティションの作成・フォーマットができるので、ここでは省略します。

パーティションをフォーマットするファイルシステムの選択を求められるので、"NTFS ファイルシステムを使用してパーティションをフォーマット"を選択してEnterキーを押します。

ファイルシステムとはHDDのデータを管理する方式で、Windows 98/MEなどではFAT32が使用され、Windows 2000/XPなどではNTFSが使用されています。NTFSは安全性が高いため現在ではWindowsで多く使用されています。但しWindows 98/MEはNTFSに対応してないので、NTFSでフォーマットされたHDDを読み込むことができないので注意しましょう。

フォーマットが開始されます。
フォーマットには多少時間がかかります。

フォーマットが完了すると、CD-ROMからインストールに必要なファイルがHDDにコピーされます。
これも同じく時間がかかります。

ファイルのコピーが完了すると15秒後に再起動しますと表示され、自動的に再起動します。

OSのインストール
> 1.Windows XPのセットアップ(1)
2.Windows XPのセットアップ(2)
3.サービスパック(SP2)のインストールとアップデート
4.ドライバ・DirectXのインストール
5.Windows XPのライセンス認証